Amazonスマホサイトは出品者を評価できない仕様

みなさんは、Amazon.co.jpで商品を購入する時、どんなデバイスを使用していますか?

 

私はパソコンを使っています。
スマートフォンやタブレットで購入したことはありません。

 

しかし、スマホが普及した現在は、かなりの割合の方がスマホでAmazon.co.jpで商品を購入しているはずです。
Amazon.co.jpには、スマホ専用のサイトが用意されています。
このサイトを開いて注文履歴を見ますと、出品者を評価するリンクやボタンがどこにも存在しません。
そのせいで、購入者が出品者を評価できず、出品者がAmazon評価数を増やすことが出来ません。

Amazonスマホサイトの注文履歴

実際に、Amazonスマホサイトの注文履歴を見てみましょう。
私の、Amazonでの注文履歴の画面をお見せします。
img_8660

自己発送の商品を購入した場合の注文履歴

注文履歴の商品一覧の中にある、こちらの自己発送の商品の注文履歴を見てみましょう。
img_8648

この商品の注文履歴の詳細画面を開きます。
img_8649

「出品者を評価する」ボタンがありませんね。

 

4つのリンク「商品の返品・交換」、「出品者に連絡する」、「再度購入」、「注文内容を表示」をそれぞれ開いて見てみましょう。

商品の返品・交換

これは、届いた商品に欠陥があった場合などに、商品を返品する時に使用するリンクです。
「出品者を評価する」ボタンは、ここには無いでしょう。
「商品の返品・交換」リンクをタップして、画面を開きます。

img_8649-01

img_8650
ご覧の通り、「出品者を評価する」ボタンがありませんね。

出品者に連絡する

「出品者に連絡する」リンクをタップして、画面を開きます。
img_8649-02
img_8651
この画面には、「出品者を評価する」ボタンがありませんね。
「出品者に連絡する」各選択内容について、「件名を選択して下さい」がドロップダウン表示されています。
コンボボックスを開いてみましょう。
img_8652
img_8653
img_8654
「お礼」の項目が怪しそうですね。
「お礼」の項目をタップして、調べてみましょう。
img_8654-01
img_8661
残念ながら、これは単純に、出品者に連絡するだけの機能であり、「出品者を評価する」ものではありません。
ということで、「出品者に連絡する」の項目には、どこにも「出品者を評価する」ボタンやリンクがありません。

再度購入

「再度購入」リンクをタップして、画面を開きます。
img_8649-03
img_8655
「再度購入」リンクをタップすると、商品ページの画面に遷移しますね。
当然ながら、ここには「出品者を評価する」ボタンやリンクはありません。

注文内容を表示

「注文内容を表示」リンクをタップして、画面を開きます。
img_8649-04
img_8656
「注文内容を表示」画面が開きました。
下に続きがありますので、下ってきましょう。
img_8657
img_8658
img_8659
どこにも「出品者を評価する」ボタンやリンクがありませんね。
以上から、Amazonスマホサイトで、自己発送で購入した商品の注文履歴の画面には、「出品者を評価する」ボタンやリンクがありません。

Amazonカスタマーサービスの回答

Amazonのスマホサイトで、出品者を評価することは、本当に出来ないのでしょうか?
Amazonカスタマーサービスに問い合わせをして、確認しました(※出品者を評価するのは購入者です。購入者がAmazonに質問する場合の問い合わせ先は、Amazonカスタマーサービスになります。Amazonテクニカルサポートは出品者がAmazonに質問する場合の問い合わせ先になります)。

 

結論から申し上げますと、スマホサイトでは出品者を評価出来ない仕様だそうです。

 

以下、Amazonカスタマーサービスの回答内容になります。

masa 様
Amazon.co.jpにお問い合わせいただき、ありがとうございます。
出品者への評価とコメントを残せるようになるまでには、通常、発送確認のEメールまたは出品者による注文キャンセルのEメールを受信した時点から48時間かかります。
評価方法および評価の注意点については、以下をご覧ください。
出品者の評価方法:マーケットプレイス出品者・FBA同様です。

 

なお、Amazonアプリ・スマートフォンサイトから出品評価はお受けしておりませんので、お手数ですがPCサイトから評価をご送信ください。

 

以下の①②のいずれかの方法で評価画面にアクセスしてください。
①『出品者に対する評価を投稿』ページにアクセスします。
②注文履歴を開き、「出品者を評価する」をクリックします。
該当する注文に対して、評価の星の数を選びます。「評価を送信ボタン」をクリックします。

 

評価の注意点:
・評価やコメントは、該当する取引が終了してから残してください。
・コメント欄は、出品者と連絡を取る目的で使用できません。出品者に連絡を取る際には、サイト上のフォームをご利用ください。
・いったん残した評価やコメントを変更することはできません。
・評価やコメントは、評価を残した日より60日以内であれば削除できますが、削除した評価を元に戻すことはできません。
・購入者のコメントに対して出品者が返答をした場合、購入者がコメントを削除した時点で出品者の返答も削除されます。
・モバイルサイトから評価ができない場合には、PCサイトからお手続きください。

 

なお、このEメールに返信してご連絡をいただくことができます。その他ご不明な点がありましたら、いつでもご遠慮なくお問い合わせください。
Amazon.co.jp カスタマーサービス 佐藤

購入者のほとんどがスマホサイトで購入している

評価数は、カートボックス獲得率に影響してきます。
評価数が高いことに越したことはありません。

 

ですが、Amazonのスマホサイトからは、出品者を評価出来ません。
そして、現在、Amazonを利用している購入者のほとんどが、スマホサイトを利用して購入されているそうです。

 

Amazonセラーフォーラムに投稿されていたデータを紹介します。
原文のままですと分かりにくいので、私の方で文章を校正しています。

とあるデータですが、インターネットを利用しているデバイスはスマートフォンが70パーセント以上を占めているそうです。
また、Amazon.co.jpのようなeコマースサイトにおけるスマートフォンユーザーの割合は60%を越えているそうです。

評価を依頼するのは規約違反

このように、購入者からの評価を簡単にもらえない時代になってしまいました。

 

我々の方で、購入者に個別に連絡をして、PCサイトにログインして、評価4または評価5の高い評価を付けてくれるようお願いしましょうか?
これは、ダメです。
購入者に評価を強制したことになるからです。

 

購入者に評価を強制するのは、規約違反になります。
以下、Amazonテクニカルサポートの回答内容を掲載します。

masa ご担当者様
Amazonテクニカルサポートにお問い合わせいただき、ありがとうございます。

 

お問い合わせいただきました、購入者へ評価リクエストをする際に、
『評価3(普通)は、Amazonでは、良い評価とみなされないので、評価をいただける場合は、評価4または評価5を頂けるよう、お願いします。』
との内容で購入者様にメールを送るのは規約違反なのかについてご案内いたします。

 

大変恐れ入りますが、こちらの内容でメールを送られますと購入者様に評価を強制したとみなされてしまい、規約違反となります。

 

ご要望にお応えできず大変心苦しく存じますが、何卒ご容赦いただきますようお願い申し上げます。
カスタマーからの評価につきましては下記、Amazonセラーセントラルのヘルプページをご参考いただければ幸いでございます。
■カスタマーからの評価

 

相手の顔が見えないインターネット販売において、出品者様のご心労は、当方でもお察しいたしておりますが、出品者様には、購入者様に真摯にご対応いただいておりますことを心より御礼申しあげます。

評価数を稼ぐことを意識しないほうが良い

このように、評価を強制するのは、規約違反になります。

 

もちろん、評価を強制しなければ良い、つまり、評価4とか評価5とか具体的な数字を言わず、ただ購入者に「可能であれば、評価をお願いします」と言うだけなら、規約違反にはならないでしょう。
ですが、この方法も微妙なやり方になります。

 

現在、評価数がある程度あるセラーは、評価数を稼ぐことに躍起にならないようがよいでしょう。

 

以下に、Amazonセラーフォーラムに投稿されていたセラーの文章を紹介します。
原文のままですと分かりにくいので、私の方で文章を校正しています。

私は、Amazonに出品を開始してから間もなく丸5年を迎えるセラーです。

 

Amazonを始めた当初はAmazon評価の件数が気になり、評価を依頼するメールを必ず購入者に送っていましたが、最近はそのようなことは殆どしていません。

 

と言いますのも、評価の仕組みが購入者側で充分理解されていない可能性があり、購入者から安易に評価「3」の普通の評価を付けられる可能性があるので、最近では評価を依頼するメールを購入者に送っていません。
評価については、購入者の自主性に任せております。

 

ただし、新規セラーの方は、やはり評価数を増やすよう努力するべきだと思います。
評価数はお客さんの数と同義であり、実店舗の場合と同様に、購入者はお客さん(評価数)の少ない店舗(出品者)を避ける傾向にあるからです。

低い評価を受けるとアカウント停止に

評価依頼をされた購入者が不快に思い、評価1や評価2の低い評価を付ける可能性もあります。

 

評価1や評価2の低い評価を受けると、顧客満足度指数(アカウント健全性)の注文不良率が上がります。
注文不良率とは、ある特定の期間を対象に、不良であるとみなされた(低い評価を受けた)注文を全注文数で割って算出された値のことです。パーセント表示で示されます。

 

Amazonでは、各出品者に対して、パフォーマンス目標というノルマが課せられています。
注文不良率は、1%未満である必要があります。
短期間(2ヶ月間)と長期間(3ヶ月間)の各期間において発生した全ての注文に対して、不良であるとみなされた(低い評価を受けた)注文の割合が1%未満である必要があります。

 

このパフォーマンス目標を大きく下回ったアカウントについては、出品権限が一時的に停止されたり、取り消されたりする場合があります。
詳しくは『Amazonヘルプページ よくある質問:顧客満足指数』を御覧ください。

 

以上から、自身のAmazonアカウントを守るためにも、下手に評価依頼をしないほうが賢明でしょう。

商品説明文と適正価格に注力を

私は、新規セラーであった頃でも、評価数が少なくて困ったことはありませんでした。
新品ゲームソフトや新品CDなどを出品していましたが、おそらくカートボックスは獲れていなかったと思います。
それでも、問題なく売れていきました。

 

理由は、濃い訴求力のある内容の商品説明文を書いたことと、モノレートの波形を吟味した上で決めた価格が適正価格であったからです。
評価数が少ないセラーは、評価数を稼ぐ努力をするのではなく、訴求力のある商品説明文を書ける能力と、適正価格を見極める力を身につけることに注力しましょう。

 

購入者は、カートボックス以外の商品も見て、購入を決めています。
購入者は、出品者一覧画面も必ず見ています。
だから、商品説明文には手を抜かないよう、購入者の目に留まる訴求力のある文章を記載して下さい。

まとめ

・Amazonスマホサイトでは、購入者は出品者を評価できない仕様になっている

・購入者のほとんどが、Amazonスマホサイトを利用して購入しているデータがある

・だから、現在は、購入者から評価をもらうことが難しいのが現状である

・評価依頼をするのは危険である

・評価数を稼ぐことよりも、濃い訴求力のある商品説明文を記載することと、モノレートの波形を吟味して適正価格を決定することに注力するべき

 

以上です。