今回は、推薦入試で大学に入学してしまった方に向けて、やや厳しい現実を書かせていただきます。

 

私が信州大学工学部に所属していた時、推薦入学で入った学生を多数見てきました。
彼らを見て思ったことは、推薦入学した学生は、一般入試で入学した学生より学力が遥かに劣るということです。

 

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信州大学の推薦入試は高校3年生の11月頃に行われ、12月初頭に合格発表が行われます。

 

一般入試組でしたら、12月はまさに追い込みの時期です。
国立大学の2次試験に向けての勉強の総まとめをしつつ、1ヶ月後に行われるセンター試験に向けた勉強も平行してやります。
加えて、土日は代ゼミ・駿台・河合塾・東進などの予備校で行われる年内最後の模擬試験を受験します。
この模擬試験の結果次第で、自分がどこの大学に行けそうなのかが大体分かってしまします。
だから、受験生は死ぬ気でこの模擬試験を受験します。
そして、この模擬試験の復習にも余念がありません。
2次試験の勉強&センター試験の勉強&土日に模試の受験・復習と、12月は膨大な勉強量をこなさなくてはなりません。
私もこの時期の勉強時間は、15時間以上だったはずです。

 

そして、年が明けて1月に入ると、1月の第三週に行われるセンター試験に向けて、過去問を猛烈にやりまくります。
そして、センター試験を受験します。
国立大学の場合は、センター試験で失敗すると志望校に行けなくなるため、失敗は許されません。
理系の場合は、センター試験で、国語、英語筆記、英語リスニング、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B、物理、化学、地歴公民、これらの科目全てを受験しなくてはなりません。
センター試験は、教科書レベルの基本事項しか出題されないと言われています。
しかし、これは嘘です。
センター試験の各科目の難易度は、偏差値60近くある有名私立大学である、MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)に匹敵します。
私もこれらの大学の過去問を解いていて、センター試験と難易度がそう大きく変わらないことを実感しました。
これらの科目のうち1科目でも失敗すると、志望校に行ける可能性が大きく減ります。
このプレッシャーは半端じゃありません。
私も、センター試験初日の1番初めに行われた英語の試験で、試験開始の合図を聞いた時に「逃げたい」「帰りたい」という気持ちが湧いて、体が震えて頭が真っ白になり泣きそうになりました。

 

こうして無事にセンター試験を受験し終わった後、すぐさま自己採点をします。
自己採点の結果を元に、各予備校でリサーチをして手が届きそうな国立大学を決めた後は、すぐにその大学の2次試験に向けての勉強をしなくてはなりません。
センター試験が終わってから国立大学の2次試験まで、1ヶ月もありません。
この短期間の間に、1年間の受験勉強の総復習に加えて、赤本を使っての過去問演習に取り組みます。
短期間に非常に膨大な量の勉強量をこなすわけですから、計画性も求められます。

 

そして、2月25日と26日に国立大学の2次試験を受験します。
センター試験である程度上手く行った受験生は、2次試験で多少失敗しても何とかなりますが、大半の受験生はこの試験でも1科目も失敗が許されません。
この試験のプレッシャーも半端じゃありません。
私も信州大学工学部を受けた時、数学の問題が全然解けず、自然と震えが出たのを覚えています。
この試験の最中、解ける問題をしっかり解いて心を落ち着かせて、震えを収めました。
そして、何とか合格しました。

 

こうして受験直前の12月の猛勉強とセンター試験と国立大学の2次試験を経験すると、学力が非常に伸びます。
推薦入学した場合、この経験が出来ません。
当然、大学に入学してから一般入試組より学力が遥かに劣ります。

 

推薦入学組は、ほとんどの学生が大学の授業についていけません。
そして、授業の試験勉強で四苦八苦します。

 

また、推薦入学組は一般入試組と比べて、粘りが足りないと感じました。
試験勉強で四苦八苦するのは、一般入試組も同じです。
大学に入学したら、みんな遊びますので、ロクに勉強しませんから。
しかし、一般入試組は試験を諦めること無く試験勉強を粘り強く黙々とこなしていました。
それとは逆に、推薦入学組は試験勉強を放棄して、腐っていました。
「大学の勉強なんて意味が無い」「俺がこんな苦労をするなんて間違っている」「勉強をする奴は頭でっかちで社会に出てから使えない」などの戯れ言をほざいて、試験勉強から逃げていました。

 

そんな「俺は社会で使える人間だ」と自負している彼らは、カンニングという「不正行為」をして試験を乗り越えていました。
そして、カンニングという不正行為をしたことを周りに自慢して、「世の中うまくやったもん勝ちだ」とほざいていました。

 

しかし一般入試組は、絶対にカンニングはしませんでした。
試験ギリギリまで徹夜で勉強をして、必ず試験を真面目に(普通に)受けました。
大学とは非常に優しいところで、その試験がダメでも、追試をやってくれる教官が沢山います。
一般入試で試験がダメだった人は、追試に向けてさらに勉強を続けて、ちゃんと追試で合格して単位を取っていました。

 

ところで、試験監督でも、緩い先生と厳しい先生がいます。
緩い先生でしたら、カンニングし放題です。
そして、採点も甘く、適当なことを書いておけば取り敢えず「可」はもらえます。
しかし、厳しい先生でしたら、カンニングに目を光らせているので、絶対に不正が出来ません。
オマケに試験の難易度が高く、しかも採点も厳しいので、真面目に勉強しないと単位がもらえません。
こうした厳しい先生も何人もいたので、推薦入学組はこれらの先生の授業の単位をキレイに落として、殆どが留年していきました。

 

こうして、推薦入学組はどんどん墜落していきました。
授業についていけない劣等感が彼らを支配しているのか、彼らはいつも腐っていました。
そして、彼らは、大学の悪口、学科の教官の悪口、クラスの人間の悪い口(顔がキモい、授業中質問するのがムカつくとか)、今の生活の不満、など不平不満の言葉ばかり口から垂れ流していました。

 

こんな状態ですから、一般入試組から当然のごとく避けられて、学科内で孤立していきます。
大学に居づらくなり、オマケに大学の勉強もチンプンカンプン、そして現状を変えようという気力も無い彼らのうちの何人かは、大学を辞めていきました。

 

それでも先生の温情処置で何とか単位を取って卒業した人間もいましたが、卒業後の就職先はパチンコ屋やど田舎の中小零細企業などでした。
学力が足りていないこと、そして口を開けば不平不満の言葉ばかり、しかも困難に直面した時に逃げるような彼らですから、マトモな会社に就職出来ないのは当然です。

 

というか、技術採用をする会社は、学力・粘り強さなど技術者として必要な要素を評価して学生を採用します。
文系就職のように、口がうまいだけでは採用されません。
学力や粘り強さなど技術者として必要な要素は、面接では簡単に見抜けません。
だから、技術採用する会社は学校推薦を活用するのです。
学校推薦をもらうには、指導教授の推薦状が必要です。
その指導教授は、自分の名誉をかけて推薦状を書きます。
だから、推薦状がある学生は、学力・粘り強さ・人柄などがある程度保証されているとみなすことが出来ます。
会社としては、見ず知らずの人間を、短時間の面接だけでその人間の能力を精査するよりかは、大学の教授の推薦を受けた学生を採用したほうが安全なのは明らかです。
だから、技術採用枠は、学校推薦が多くを占めているのです。
残念ながら、推薦入学組で学校推薦をもらえた人間を私は一人も知りません。
そして、大学で腐って、学校推薦ももらえず、パチンコ屋やど田舎の中小零細企業に就職していった彼らは、1年も粘れずに会社を辞めていきました。
彼らのその後については、私は全く知りません。

 

さて、色々厳しいことを書きましたが、推薦入学すると大学で悲惨な目に遭う可能性が高いことが伝わりましたでしょうか?

 

もちろん、推薦入学組でも、大学に入学してから猛勉強して、大学院に進学後一流企業に入社していった学生も何人かはいました。
だから、推薦入学が必ずしも「悲惨」だとは言いません。
どんな形で入学したとはいえ、せっかくその大学の学生になれたのです。

 

だから勉強しましょう。
大学で教わること全てについて、嫌がらずにしっかり受け止めて自分のものにしましょう。
大学で勉強したことは、人生において絶対に無駄にはなりません。
断言できます。

 

私はこのブログの読者から、お褒めの言葉を何度も頂きました。
私がこうして、多くの方からお褒めの言葉を頂けるブログ記事を書ける文章力がある(?)のも、大学時代に論述試験を何度も受けたからです。
また、せどりで店員さんとコミュニケーションをとったり、ブルーオーシャン市場で経営者とのやり取り出来ているのは、大学と大学院時代にゼミでのプレゼンテーションを経験したからです。
会社で教わったこともせどりに活きていますが、大学・大学院時代に勉強したこともせどりに大いに役立っています。

 

信州大学工学部と北海道大学大学院で勉強したからこそ、私はせどりで年商5,670万円、粗利3,000万円、最高月商1,000万円、3年間総売上9,000万円の実績を出すことが出来たと断言できます。

 

このブログをお読みの方で、今大学生の方は、大学の勉強を真面目にやってください。
大学の勉強は意味がありますから。

 

しかし、せどりを辞めて大学の勉強だけやりましょうと言っているのではありません。
逆に、大学の勉強を放棄して、せどりに専念しましょうと言っているのでもありません。
大学時代は、勉強時間を差し引いても、自分の時間も多く持てることでしょう。
その時間をせどりに充てしましょう。
同時に、大学の勉強もきちんとやって下さい。
大学の勉強をやることで、自分の能力がアップして、せどりでもっと稼げるようになるはずです。
せどりで稼いで大学の勉強に意味があると感じられれば、大学の勉強も楽しくなります。

 

こうして弁証法的に、せどりと大学の勉強両方をレベルアップさせていって下さい。
せどりで稼いで、親からの仕送りを止めて、自分で生活しちゃいましょう。
そして、大学の勉強を通じて能力アップして、私のように仕事がラクで世間体の良い会社に就職して、副業で更に稼いで裕福になっちゃいましょう。

 

やや具体性に欠ける発言をしてしまっています。
大学でどう勉強をしたら良いかについて言及していません。
その勉強法ですが、何でも良いので、本1冊ををひたすら突き詰めて勉強しましょう。
それだけでOKです。

 

大学に推薦入学して、ちょっとマズイと思っている方は、これから努力すればいくらでも挽回できるので頑張りましょう!
そして、一般入試で入学した方も、慢心すること無く勉強に励んで下さい。

 

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以上です。