せどりで仕入れた商品をAmazonに出品して商売されている方に関係する話です。

 

Amazonペイメントの入金日が、個人事業主の確定申告の年度末である12/31より前である場合、売上と支払手数料の記帳漏れが発生します。

売上を過少申告すると、税務調査が入ったら追徴される恐れがあります。

ですから、帳簿の記帳は、完全に行わねばなりません。

 

では、年末に発生したAmazonの売上と支払手数料をどうやって処理するのか?

 

詳しくお話していきます。

 

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Amazonペイメント画面の開き方

Amazonペイメントの入金日が12/31より前で、その入金日から12/31までの間に発生したAmazonの売上と支払手数料を調べます。

まず、Amazonペイメントの画面を開く手順を紹介します。

 

①Amazonセラーセントラルの画面のレポートタブを開き、「ペイメント」を選択します。

①Amazonセラーセントラルの画面のレポートタブを開き、「ペイメント」を選択します。

 

②ペイメントの画面が開いたら、「過去の決済情報」を選択します。

②ペイメントの画面が開いたら、「過去の決済情報」を選択します。

 

③過去の決済情報一覧が表示されます。これが、本記事で言っているAmazonペイメントの画面になります。

Amazonペイメントの画面

Amazonペイメントの入金日が12/31でないことがある

Amazonペイメントの入金日が12/31より前である場合について。

まず、以下の画面を御覧ください。

Amazonペイメント一覧

 

上記の画面で「決済期間」の日付の最終日が、Amazonペイメントの入金日になります。

 

上記の画面の「決済期間」の部分を、拡大してお見せします。

Amazonペイメントの「決済期間」の部分を拡大した画像

 

例えば、決済期間が「2016/12/13 – 2016/12/27」と表示されている場合、Amazonペイメントの入金日は2016年12月27日になります。

Amazonペイメントの入金日に、「2016/12/13 – 2016/12/27」の決済期間に発生した売上金が、2016年12月27日に我々が登録した銀行口座に入金されます。

 

もう一度、Amazonペイメントの「決済期間」の部分を、拡大してお見せします。

 

Amazonペイメントの「決済期間」の部分を拡大した画像

 

上記の例ですと、Amazonペイメントの入金日は2016年12月27日で、次の入金日は2017年1月17日です。

そして、確定申告で総勘定元帳などの帳簿を作成する時は、Amazonペイメントの入金日に合わせて売上と支払手数料を記帳します。

個人事業主の確定申告の場合、年度末は12/31ですから、売上と支払手数料は、上記の例ですと2016年12月27日で止まってしまいます。

2016年12月28日から2016年12月31日に発生した売上と支払手数料を、帳簿に記帳できていません。

 

この期間に発生した売上と支払手数料についての会計処理方法について、言及します。

年末の売上と支払手数料の記帳方法

Amazonペイメントの入金日が12/31より前で、その入金日から12/31までの間に発生したAmazonの売上と支払手数料を調べましょう。

 

Amazonで発生した売上とは、「商品代金合計」と「その他合計」の金額になります。

Amazonで発生した支払手数料とは、「プロモーション割引額合計」と「Amazon手数料合計」の金額になります。

 

先程お見せした、Amazonペイメントの画面をもう一度お見せします。

Amazonペイメントの「決済期間」の部分を拡大した画像

 

上記の例で、「2016/12/13 – 2016/12/27」の決済期間の部分を見てみましょう。

 

「2016/12/13 - 2016/12/27」の決済期間の部分

 

この画面に表示されている金額を使用して、Amazonで発生した売上と支払手数料を帳簿に記帳します。

 

以下のような形で記帳します。

記帳日は、Amazonペイメントの入金日の翌日にします。

 

<売上 欄>

記帳日:H28.12.28

・商品代金合計 235,130円

・その他合計  19,522円

 

<支払手数料 欄>

記帳日:H28.12.28

・プロモーション割引額合計 -7,627円

・Amazon手数料合計 -80,472円

これらAmazonで発生した売上と支払手数料を、Amazonペイメントの入金日ごとに記帳していくのが、基本となります。

年末に発生した売上と支払手数料はトランザクションで調べる

先程お見せした、Amazonペイメントの画面をもう一度お見せします。

Amazonペイメントの「決済期間」の部分を拡大した画像

 

上記の例ですと、Amazonで発生した売上と支払手数料を2016年12月27日に帳簿に記帳したら、平成28年度(2016年)の記帳は終わってしまいます。

 

しかし、2016年12月28日から2016年12月31日に発生した売上と支払手数料を帳簿に記帳しないと、ダメですよね。

売上を過少申告したことになりますので、税務調査の際に追徴される恐れがありますから。

ですから、この期間に発生した売上と支払手数料を調べる必要があります。

 

Amazonで発生した売上と支払手数料を調べるためには、トランザクションを見ます。

Amazonトランザクションの開き方

①Amazonセラーセントラルの画面のレポートタブを開き、「ペイメント」を選択します。

①Amazonセラーセントラルの画面のレポートタブを開き、「ペイメント」を選択します。

 

②ペイメントの画面が開いたら、「トランザクション」を選択します。トランザクション一覧画面が開きます。

「トランザクション」を選択します。

 

トランザクション一覧画面

 

③対象期間を選択します。

年度末(12/31)を跨いでいる対象期間を選択します。

年度末(12/31)を跨いでいる対象期間を選択

 

④「更新」ボタンを押下します。選択した対象期間のトランザクション一覧画面が開きます。

「更新」ボタンを押下します。

 

選択した対象期間のトランザクション一覧画面

 

⑤トランザクション一覧画面の右下にあるページ送りの最終ページを選択します。

ページ送り

 

⑥年末に発生したトランザクション一覧が表示されます。

年末に発生したトランザクション一覧

 

この、年末に発生したトランザクション一覧をExcelなどにコピペして、Amazonで発生した売上と支払手数料を洗い出します。

ここで言う「売上」とは、「商品代金合計」と「その他合計」のことです。

「支払手数料」とは、「プロモーション割引額合計」と「Amazon手数料合計」のことです。

 

このような形で、コピペするとよいでしょう。

■年末に発生したトランザクション一覧

日付 注文番号 商品価格合計 プロモーション割引合計 Amazon手数料 その他

2016/12/27 503-8292119-2793403 ¥1,699 -¥116 -¥600 ¥116

2016/12/27 249-9215483-7555852 ¥4,899 ¥0 -¥1,227 ¥136

・・・

2016/12/31 250-8579655-4048625 ¥971 -¥50 -¥455 ¥50

このように、Amazon売上である「商品代金合計」と「その他合計」、Amazon支払手数料である「プロモーション割引額合計」と「Amazon手数料合計」を一覧化していきます。

終わりましたら、後は単純に縦に足していくだけです。

年末に発生した売上と支払手数料を記帳する

さて、年末に発生したトランザクション一覧を洗い出し、Amazonの売上と支払手数料を求めることが出来ましたしょうか?

ここまでやれば、後は記帳するだけです。

 

以下のように記帳します(数字は適当です)。

<売上 欄>

記帳日:H28.12.31

・商品代金合計 35,130円

・その他合計  9,522円

 

<支払手数料 欄>

記帳日:H28.12.31

・プロモーション割引額合計 -627円

・Amazon手数料合計 -8,472円

以上で、年末に発生したAmazonペイメントの入金額を帳簿に記帳出来ました。

 

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