皆さんは、購入予定者から商品に関するお問い合わせメールを頂き、お問い合わせ内容が「価格交渉」であったことはありますでしょうか?

 

私は、販売した商品数30,000点の中で、1度だけありました。
その時は、在庫管理画面を開いて価格改定をして値下げして、価格改定をされた購入予定者に無事購入してもらいました。

 

しかし、価格改定をして値下げすると、値下げした瞬間に別の購入者に買われる可能性がありますね。
もし、価格改定をされた購入予定者に購入してもらいたい場合、どうすればよいのでしょうか?

 

やり方は、三つあります。

 

一つ目は、購入予定者に値下げする時刻を言い、その時刻に価格改定をして値下げして購入してもらうというやり方です。

その場合、購入予定者にこのような注意を記したメールを送ります。

何時何分に値下げするので、すぐに購入してください。
値下げした直後に、他のお客様が購入された場合はご容赦ください。
また、こちらで値下げ処理を行った後、実際に商品ページに反映されるまで数分の時間を要しますのでご注意ください。

 

 

二つ目は、購入予定者にそのまま購入して頂き、差額を返金するというやり方です。

返金処理を行う画面で、「返金理由」に「価格設定の誤り」を選んで返金することが出来ます。
しかし、Amazon手数料は、通常通り販売価格に対してかかってきますのでご注意を。
返金したことで発生した費用と、販売価格に対してかかったAmazon手数料、仕入れ価格などを販売価格から差し引いて、赤字になるようでしたら止めましょう。

 

三つ目は、プロモーションを使うことです。

これは、大口出品者が使える機能で、ある特定の商品を一定数以上購入できる購入者に対して、割引価格で商品を提供できます。
このプロモーションには、特定の商品に対してプロモーションコードというIDを設定出来ます。
プロモーションコードが設定されている商品の場合、購入者が注文確定画面でプロモーションコードを入力する必要があります。
詳しくは、Amazon公式サイトの、プロモーションの提供ページと、プロモーションの新規作成ページを参考にして下さい。
購入予定者から価格交渉を受けた商品に対してプロモーションを設定して値引きをし、さらにプロモーションコードをかけて特定の購入者しか購入できないようにします。
そして、出品者は価格交渉をしてきた購入予定者にプロモーションコードをお伝えして、購入者は注文確定画面でプロモーションコードを入力します。
これで、購入予定者は希望通りの価格で購入できます。

 

以上3つのやり方を紹介しました。

 

このように、手厚く個別対応をすれば、購入者から評価5の高い評価を頂ける可能性が高いでしょう。
しかし、これは我々にとっては、あまり嬉しい話ではありません。
何故なら、評価のコメント欄に「無理にお値下げして頂きありがとうございました」と記入される可能性があるからです。
このような評価コメントを頂いてしまうと、価格交渉に応じてくれるお店だと購入予定者から思われてしまい、価格交渉をしてくる人間が続発する可能性があります。

 

販売価格が高額でロングテール化した商品の場合、価格交渉に応じる意味があるでしょう。
しかし、設定価格で問題なく売れていく商品に対しては、価格交渉に応じる必要はありません。

 

お問い合わせメールを寄越して、価格交渉をしてくる人間が多数現れると、厄介です。
顧客満足度指数(アカウント健全性)の中に、「回答時間」という要素が含まれているからです。
購入者からお問い合わせメールがあった場合、24時間以内に回答しないと、回答遅延したという扱いになります。
購入者からあったお問い合わせメール全てのうち、回答遅延したメールの割合が一定以上の場合、「回答時間」の状態が悪くなります。

 

つまり、顧客満足度指数(アカウント健全性)の状態が悪くなり、最悪アカウント停止になるリスクがあります。
お問い合わせメールは、来ないほうが良いのです。
「価格交渉に応じた」という評価コメントがあり、価格交渉のメールが頻繁に来るようになった場合、旅行などで長期間外出する用事があって、その間Amazonセラーセントラルの画面を開けないなら、回答遅延したメールだらけになってしまう可能性もあります。
ですから、安易に価格交渉に応じるのはいかがなものかと私は思います。

 

もし、購入予定者から価格交渉があった場合は、このようなリスクがあることを理解して下さい。

 

以上です。