商品カタログを作成して、商品を独占的に出品する方法があります。
しかし、Amazonでは「1商品カタログ1商品」を原則としているため、同一商品を出品する場合は、相乗り出品する形で出品することになります。

 

ですが、同一商品でない類似品を相乗り出品することも可能です。
我々せどらーの目的は、「商品を安く仕入れて高く売る」です。
類似品を安く仕入れて、最安値が高い商品ページに出品してしまおうと悪巧みをするセラーもいるかもしれません。

 

ですが、商品ページに掲載されている画像や商品説明とは異なる商品が届くのですから、当然購入者からクレームが入ります。
購入者は、評価1の低い評価をして、「違う商品が届いた」との評価コメントを残すことでしょう。

 

しかし、この商品がFBAで販売していた場合、この評価がAmazonで削除されるそうです。

情報を紹介します。

※Amazonセラーフォーラムの投稿内容を校正して紹介します。

当店は、自社でカメラを海外で製造して、販売しております。
自社サイトでも販売しておりますが、販路拡大のために、Amazonにも商品カタログを作成して、独占的に出品し販売しております。
Amazonでの売れ行きは非常に好調です。

 

この度、Amazonで購入された方から報告がありました。
当店の商品ページに相乗り出品される方がおり、このセラーが商品ページに記載されている画像と商品説明とは異なる商品を販売しているとのことです。
このセラーは、FBAで出品していました。

 

早速このセラーの商品を購入して、中身を確認したところ、当店が製造しているカメラと外見がかなり類似していました。
しかし、当店製造のカメラには正像・鏡像切替機能が搭載されていますが、このカメラにはこの機能が搭載されていませんでした。
その旨をこのセラーに言って出品を取り止めるようメールしましたが、一向に返信がありませんでした。
埒が明かないので、Amazonテクニカルサポートにケースを上げて通報しましたが、回答がありませんでした。
それでも粘って、3度ケースを上げましたが、一度も回答がありませんでした。

 

また、もう一つ驚愕の事実を発見してしまいました。
このセラーには、「違う商品が届いた」との評価コメントが記載された評価が多数寄せられているのですが、全ての評価がAmazonによって削除されていました。
削除された評価の一部を紹介します。

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(例 その1)
評価1。
「B(類似品を販売したセラー)には呆れています。広告の製品と届いた製品が違う。1台目T(当店)から購入した製品が良かった(小さなサイズと普通に映る)ので2台目を購入したのですが・・・☆マイナス1が妥当」
Amazon カスタマー, 2015年5月24日
Amazonからのメッセージ: “この商品はAmazonにより発送されました。この発送作業についてはAmazonが責任を負います。”

(例 その2)
評価1
「正像・鏡像切替機能 ガイドライン有・無の配線がありません。」商品説明と違う商品。
Amazon カスタマー, 2015年6月12日
Amazonからのメッセージ: “この商品はAmazonにより発送されました。この発送作業についてはAmazonが責任を負います。”
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このような評価が多数寄せられても出品を止めないということは、このセラーは類似品であることを分かった上で出品していると言えます。
そして、この評価コメントに、おかしな部分は一切ありません。
削除対象になりえないと、私は感じます。
しかし、現実にAmazonは、この評価を削除しています。
何故なのか、私は全く分かりません。

 

FBAで出品していたら、アカウント閉鎖にならず、出品を続けられることもあるそうです。

しかも、購入者から評価コメントに「違う商品が届いた」という評価を受けても、Amazonが削除して守ってくれます。

 

上記の例を見れば、FBAで出品しさえすれば、Amazonでやりたい放題商売できると思ってしまうかもしれません。
ですが、そう甘くはありません。
このセラーはそのうち消えていきますので、ご心配なく。

 

理由を述べます。

 

類似品であることに気づいた購入者からの返品が続発しているからです。
返品があったということは、購入者へ返金処理が行われたということです。
Amazonでは、「出品者パフォーマンスの指標」として、「一か月の返金率が当月の受注数の5%未満である」という目標を課しています(根拠:Amazonヘルプページ『出品者パフォーマンスの指標』)。
また、返金処理が行われた原因は出品者にあると、Amazonは規定しています。

Q:返金が出品者側の問題として扱われるのはなぜですか?

A.しかし、残念ながら、ほとんどの返金において、在庫切れやコンディション説明の不備がその理由となっています。
返金率が低いということは、出品者が約束通りに商品を発送する能力があることを示します。
これらを踏まえ、Amazonでは、購入者理由の返金やキャンセルに対する対応を含めても、5%の返金率という指標を公正な基準としています。

 

よって、この類似品を販売しているセラーは、返金処理が行われた場合、Amazonにどんな上手い言い訳をしても無駄です。
そして、類似品を販売して、返品の嵐で返金率が跳ね上がって、返金率が当月の受注数の5%を大きく超えてしまうと、アカウント停止、最悪アカウント閉鎖になります。

 

次にAmazonのヘルプページ、「よくある質問:顧客満足指数」に掲載されている内容を紹介します。

Q:パフォーマンス目標を達成できなかった場合、どうなりますか?
A.パフォーマンス目標を達成できなかった場合でも、必ずしもアカウントに問題があるとは見なされませんが、改善を怠った場合には、アカウントにマイナス評価を与えることになります。
パフォーマンス目標を大きく下回ったアカウントについては、出品権限が一時的に停止されたり(アカウント停止)、取り消されたりする(アカウント閉鎖)場合があります。

 

商品カタログを新規作成して商品を出品した場合、仮に相乗り出品して類似品を販売してくるセラーが現れても、上記の理由から無視して大丈夫かと思います。

 

出品者がメーカー直販店のみのサプリメントで相乗り出品して妨害された例』の記事でも書きましたが、商品説明文に「当店が本商品の公式販売店です。当店以外で販売している商品は、偽物、コピー品、あるいは転売品です。買わないようにしてください。」と記載して注意喚起するのは、規約違反ですので止めましょう。
こういうセラーは、無視して消えるのを待つに限ります。

 

以上です。