大口出品者、自己発送で出品している方に向けての情報になります。

 

総務省が公表している「平成27年度白書 インターネットの普及状況」によると、インターネットで購入する際の決済方法で「代金引換」を選択される購入者の割合は、40.3%だそうです。

 

4割もの購入者が、代金引換で決済しているのが現状だということです。

 

商品の売れ行きを良くするために、Amazonでの決済方法に、代金引換の選択肢を提供するべきでしょう。

 

ですが、代引き決済は受取拒否されたときに往復の送料と手数料をこちらが支払わねばなりません。

そうなったら、赤字になってしまう危険性がありますね。

 

では、受取拒否を防いで代引き決済を安全に使うためにはどうしたらよいか?

 

以下、詳しく説明します。

 

スポンサーリンク

 

代金引換とは?

購入者が、商品受け取り時に、現金を支払う運送サービスです。

 

Amazonで商品を販売した場合について考えましょう。

 

出品者は、配送料と代金引換料を運送会社に支払い、商品を発送します。配送料・代金引換料は、運送会社によって金額が異なります(後述)。

 

購入者は、「商品代金+代引き手数料(324円 固定)+配送料」の合計額を、配達員の方に現金でお支払いします。

※配送料については、Amazonヘルプ&カスタマーサービスページ『出品者の配送料と配送条件』を参考にしてください。

※配達員の方に現金でお支払いするルールについては、Amazonヘルプ&カスタマーサービスページ『代金引換について』に書かれています。

 

配達員の方は、回収したお金を我々の銀行口座に振り込みます。

 

Amazonは、以下のようなトランザクションを起こして、Amazon手数料を決済残高から差し引く形で、我々に請求します。

 

例 29,800円の商品を販売した場合のトランザクション

商品価格合計:29,800円

プロモーション割引合計:0円

代金引換回収額:-30,474円

Amazon手数料:-4,610円

その他:674円(代引き手数料 324円+配送料 350円)

合計:-4,610円

 

※Amazon手数料につきましては、Amazonヘルプページ『出品手数料と価格設定』を参考にしてください。

Amazonで代金引換を設定する方法

決済方法に代金引換を設定出来るのは、大口出品者のセラーです。

 

手順は以下の通りです。

Amazonセラーセントラルトップページ>>「設定」>>右側の「支払情報」項目の「支払い方法の設定(コンビニ払い/代金引換)」>>「編集」>>「代金引換を有効にする」にチェックを入れる>>「送信」

 

上記の手順を踏むことで、商品の決済方法に、代金引換が追加されます。

どの運送会社が代金引換をやっているのか

有名所は、郵便局とヤマトです。

 

郵便局につきましては、日本郵政の『代金引換まとめ送金サービス』のページを参考にしてください。

ヤマト運輸につきましては、クロネコヤマトの『代金引換(お届け時現金払い)』のページを参考にしてください。

 

この2社に限って言えば、代金引換は、個人の方でも、個人事業主の方でも、法人の方でも、どなたでも利用可能です。

代金引換のデメリットは?

デメリットは、以下の2点です。

・手数料が高く赤字になる可能性がある

・購入者が受け取り拒否したら往復の送料と代引き手数料を負担しなくてはならない

 

それぞれについて、詳しく説明していきます。

手数料が高く赤字になる可能性がある

郵便局とヤマト、両社とも手数料が高いです。

 

例えば、販売価格5,000円の商品を出荷するとします。

 

郵便局の場合、手数料として、代引手数料324円と送金手数料130円(送金先にゆうちょ銀行指定の場合)がかかります。合計で454円。

この金額につきましては、日本郵便の『代金引換まとめ送金サービス』に書かれています。

ヤマトの場合、決済手数料324円がかかります。

この金額は、ヤマト運輸の『代金引換(お届け時現金払い)』に書かれています。

 

購入者から頂戴できる代引き手数料は、324円です。

もし郵便局を利用した場合、130円の赤字になります(324円-454円=▲130円)

代引き手数料の赤字分Amazonの販売価格を上げよう

ではどうするか?

 

代引き手数料で赤字になる分、販売価格を上げて下さい。

 

販売価格を上げたら、売れ行きが悪くなることが危惧されます。

ですが、その心配はないでしょう。

冒頭でも申し上げましたとおり、全体の40%もの購入者が、代金引換で決済しているからです。

代金引換が選べるなら、他より多少高くても、商品は売れるはずです。

 

もし、決済方法に代金引換を用意している出品者が他にいない場合、他より200円くらい高くても、代金引換を切望されている購入者なら、あなたの商品を買ってくれるかもしれません。

特に年配の方の場合、振り込み詐欺などの犯罪が蔓延しているご時世ですから、代金引換を好む傾向にあります。

代金引換は、商品が手元にどどいてからお金を支払うので、安心できるからです。

受取拒否されたら往復の送料と代引き手数料を負担しなければならない

代金引換の最大のデメリットでしょう。

 

この問題への対応策は、以下の3つです。

・受け取り拒否した購入者に内容証明を送る

・事前に購入者に警告文を送る

・ブラックリストを作成して警告文を送る

 

それぞれについて、詳しく説明していきます。

受け取り拒否した購入者に内容証明を送る

手間とコストを考えると、これは現実的ではありません。

強硬手段を取ったことで、評価のフィードバックに「脅された」と書かれる可能性もあります。

だから、受け取り拒否した購入者から、損害を補償してもらうことは出来ないと言えます。

事前に購入者に警告文を送る

受け取り拒否されないよう、以下のような警告文を送って、牽制する方法もあります。

代金引換決済の受取拒否について ほとんどの善良なお客様には関係のないことですが、一部のお客さまによる商品の受取拒否による損害が発生しております。

商品の受取拒否は、「配送料・代金引換手数料・返品事務手数料」を請求させて頂きます。 受取拒否をされますと、送料・代金引換手数料に加え、梱包資材費、人件費などが、店舗の損害となってしまいます。

その為、当店では正当な理由無く、代金引換受取拒否、保管期限切れなどの事由により、返送されてきた場合には、 往復配送料及び、代金引換手数料、返品事務手数料として、2,500円を一律で請求させていただいております。

なお、ご連絡が取れない場合、当店が悪質と判断した場合には法的措置を取らさせていただくこともあります。

>> ZAPの雑記帳 より

 

しかし、これは一種の脅しです。

購入者によっては、評価のフィードバックに「出品者から脅しのメールが届いた、皆さんご注意を」と書かれる可能性もあります。
なので、私はお勧めしません。

ブラックリストを作成して警告文を送る

ネットで、代金引換で受取拒否されない方法、受取拒否された場合の対処法を自分なりに探しましたが、有効な解決策が掲載されていませんでした。

なので、私が考える対応策をお伝えします。

 

過去に受け取り拒否をした購入者をリスト化して、この購入者からの注文があったら上記の警告文を送って牽制する、というやり方でいかがでしょうか?

 

ブラックリストに載っているからという理由で、注文キャンセルしたら、出荷前キャンセル率が上がり、アカウント健全性の状態が悪くなります。

出荷前キャンセル率につきましては、Amazonヘルプページ『よくある質問:顧客満足指数』を参考にしてください。

 

だから、あらかじめ警告文を送り、「受取拒否したら、今度は金取るぞ。注文キャンセルするならお前がやれ」というスタンスでやってみませんか。

 

受け取り拒否されると、本当に腹が立ちますね。

受け取り拒否された時に受けるダメージを少しでも減らすために、ゆうパックで送りましょう。

ゆうパックは、返送時の送料が無料ですので。

返送時の送料が無料という事実につきましては、日本郵政の『送った郵便物が自分のところへ戻ってきてしまいました。再度送りたいのですがどうしたらいいですか?』に書かれています。

まとめ

・40%もの購入者が、代金引換で決済している

・売れ行きを良くするために、代金引換を設定するべき

・代金引換は手数料が高いが、その分を販売価格に上乗せしても問題ないと思われる

・受け取り拒否されないための完璧な対策法は無い

・受け取り拒否した購入者をブラックリスト化して、この購入者から注文があったら警告文を送って、受け取り拒否出来ないようしてみよう

 

 

★☆★☆★☆★☆

当ブログ推薦教材につきましては、『■教材ランキング』をご覧くださいませ。

★☆★☆★☆★☆

 

スポンサーリンク

 

以上です。