2016年12月5日に、アマゾンダッシュボタンが発売されました。

このアマゾンダッシュボタンが発売されたことで、我々出品者に影響があるのかどうか、自分なりに検証しました。

そして、Amazonカスタマーサポートに10の質問を投げかけ、回答を得ましたのでここに公開します。

 

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アマゾンダッシュボタンとは

アマゾンダッシュボタンの商品画像

まず、商品画像をお見せします。
Amazon.co.jp公式サイトの『アマゾンダッシュボタン』のページにある、画像を使用します。

 

amazon-dash-button

アマゾンダッシュボタンの使用方法

アマゾンダッシュボタンをスマホに接続します。Wi-Fiで接続します。
後は、上記の楕円状の筐体の右側に配置されたボタンを押下するだけです。
ボタンが押下されると、Amazonショッピングアプリから注文処理が開始されます。
1つのアマゾンダッシュボタンに対して、1つの商品のみ対応しています。

出品者にとって都合の悪いものか問い合わせた

ボタン一つで注文完了。
Amazonだから、商品はすぐに届く。
スーパーやドラッグストアに行くこと無く、自宅に居ながら商品を注文できる。
アマゾンダッシュボタンは、購入者にとって、大変便利なサービスになることでしょう。

 

しかし、我々出品者への影響はどうなのでしょうか?
アマゾンダッシュボタンが導入されたことにより、我々出品者に悪い影響が及ぶことは無いのでしょうか?

 

Amazonは、購入者優先主義で、我々出品をないがしろにするところがあります。
このアマゾンダッシュボタンも、我々出品者のことを考えていない粗悪品である恐れがあります。
そこで、Amazonに問い合わせて、このアマゾンダッシュボタンが、粗悪品で無いかどうかを調べました。

 

以下、10の質問をしました。
私の質問に対する、Amazonカスタマーサポートの回答内容と、それに対する私の意見・見解を書きます。

①アマゾンダッシュボタンで購入できる商品はFBAの商品のみ?

(私の質問)
アマゾンダッシュボタンはプライム会員限定の商品と『アマゾンダッシュボタンのページ』に書かれている。
つまり、アマゾンダッシュボタンで注文できる商品は、FBAの商品しか購入できないということか?
アマゾンダッシュボタンで注文できる商品の出品者には、Amazon.co.jp以外の出品者もいるはず。
アマゾンダッシュボタンを使用すると、強制的にAmazon.co.jpが出品する商品を購入することになるのか?

(Amazonカスタマーサポートの回答)
アマゾンダッシュボタンで購入できる商品は、Amazon.co.jpより発送販売を行なっている商品に限ります。

 

つまり、アマゾンダッシュボタンで購入できる商品は、FBAで出品されている商品になります。

よって、我々出品者が出品している商品も、アマゾンダッシュボタンで購入可能です。

ということは、アマゾンダッシュボタンは、我々出品者にも関係してくる話になるということです。

②アマゾンダッシュボタンの決済方法は?

(私の質問)
アマゾンダッシュボタンの注文ボタンを押すと商品が届くが、この決済方法はクレジットカード決済のみか?

(Amazonカスタマーサポートの回答)
コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い以外を利用できます(1ーclick設定の支払方法が適用されます)。

 

Amazonの決済方法は、以下の3つです。

・コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い

・代金引換

・クレジットカード

Amazonヘルプページ『支払い方法』より

 

よって、アマゾンダッシュボタンの場合は、代金引換とクレジットカードのどちらかで決済することになります。

 

代金引換で怖いのは、受取拒否です。

購入者が商品を受取拒否した場合、運送会社は我々出品者に、往復の送料と代金引換手数料を請求してきます。

往復の送料と代金引換手数料分、丸々赤字になってしまいます。

ですが、FBAですので、往復の送料と代金引換手数料はAmazonが負担してくれます。我々への負担はありません。

 

クレジットカード決済で怖いのは、未成年者が購入した場合です。
これにつきましては、次の質問で取り上げます。

③未成年者がアマゾンダッシュボタンを押した場合どうする?

(私の質問)
Amazon.co.jp利用規約』を読むと、「Amazon.co.jp は子供向けの商品も販売していますが、販売する相手は成人(20歳以上)のお客様に限られます。20歳未満のお客様は、親権者または後見人の関与がある場合に限り、アマゾンサービスをご利用になれます。」と書かれている。
つまり、親の許可を得ていない未成年者(20歳未満)によるAmazonで購入(売買契約)は、無効であると言える。
仮に、購入者から「子供が間違えてアマゾンダッシュボタンを押してしまい、商品が届いてしまった。返品したい」と申し出があったら、必ず返品対応しなくてはならないのか?

(Amazonカスタマーサポートの回答)
返品・交換の条件』に沿って適宜対応致します。

 

上記のヘルプページに、未成年の売買契約についての記載がありません。

そして、法律上、未成年者がクレジットカードで決済した場合、売買契約の取り消しが出来ません。

根拠:『東京都の中央区役所 買い物について考えましょう

 

自己発送の場合、購入者から「子供が間違えてクレカで購入したので返品したい」と言われて、使用済み開封済みの商品を返品されて、返金額で揉めることがよくあります。

 

もちろん使用済みの商品ですし、クレカ決済なので、全額返金する義務はありません。Amazon規約的にも法的にも。
ですが全額返金しなかったことに、購入者が腹を立てて、報復評価と評価フィードバックをされる可能性があります。

 

評価1の低い評価を受けると、顧客満足度指数の一つ注文不良率が上がります。
注文不良率にはパフォーマンス目標というノルマが課せられています。
このパフォーマンス目標を大きく下回った場合、出品権限が一時的に停止されたり(アカウント停止)、取り消されたりする(アカウント閉鎖)場合があります。
根拠『Amazonヘルプページ 顧客満足度指数

 

アマゾンダッシュボタンで購入できるのはFBAの商品ですので、返品対応はAmazonテクニカルサポートがします。
Amazonはどう対応するのでしょうか?
少なくとも、購入者からの返品を一方的に受け付けて、使用済み開封済みの商品を販売不可在庫扱いにすることは、止めてもらいたいです。

④アマゾンダッシュボタンでどうやって重複注文を防止出来るのか?

アマゾンダッシュボタンで購入者が恐れることは、重複注文でしょう。
ボタンを押した分だけ商品が届くのではないか、懸念されるはずです。

 

また、重複注文されることによる、我々出品者が被る被害について。
子供がイタズラして、ボタンを押しまくり、同じ商品が大量に届いた場合、親が腹を立てて、我々に報復評価と評価フィードバックをしてくる恐れがあります。
評価1の低い評価を受けると、最悪アカウント停止やアカウント閉鎖になるのは、先程言いました。
しかし、アマゾンダッシュボタンには、重複注文を防止する機能があります。

 

以下に、やり方を紹介します。購入者とトラブった時に、以下の情報を購入者に提供してあげてください。

(私の質問)
アマゾンダッシュボタンの商品説明ページ』を見ると、「重複注文の防止をオフにする設定も可能です」と書かれているが、どのようにして、重複注文の防止をオフにすることが出来るのか?

(Amazonカスタマーサポートの回答)
「重複注文の許可」をオフに設定する手順は以下のとおりです。
1. Amazonショッピングアプリで、メニューを開いて「アカウントサービス」を選択します。「Dash端末」で、「端末の管理」 > 「Dash Button の設定」の順に選択します。
2. Dash Buttonで注文する商品を選択します。
3.「重複注文を許可」の横にあるスイッチをオフに切り替えます。これで、現在注文している商品が届く前にDash Buttonで複数の注文ができます。

 

もう少し突っ込んで聞きました。

(私の質問)
アマゾンダッシュボタンの商品説明ページを見ると、「商品が届くまでボタンを何度押しても一回分の注文のみ。」と書かれているが、ボタンを押してから、次にボタンを押して注文が出来るようになるまでの時間はどのくらいなのか?

(Amazonカスタマーサポートの回答)
アマゾンダッシュボタンを使用して注文した商品のステータスが配達完了になるまで、注文出来ない仕様になっております。
※「重複注文を許可」をONにすることで到着を待たず注文が可能となります。

⑤アマゾンダッシュボタンの赤色の点灯は何?

購入者から聞かれた場合、以下のように回答してあげてください。回答したことで、購入者から評価5の高い評価を貰えるかもしれません。

(私の質問)
アマゾンダッシュボタンの商品説明ページ』を見ると、「赤色の点灯は注文ができなかったことを示します。」とあるが、これは以下の要因で注文出来なかった、という認識で良いか?
・在庫切れ
・決済方法としてクレジットカード決済を選択していなかった
・クレジットカードの認証が出来なかった
・Amazon.co.jp購入用アカウントが停止&閉鎖されている

(Amazonカスタマーサポートの回答)
「赤色が5秒間点灯」は端末のセットアップ等が完了していない状況かと思われます。
詳しくは、『アマゾンダッシュボタンのインジケーターについて』を御覧ください。
(ちなみに、在庫切れなどの要因で注文できなかった場合は、白色で点滅の後、赤色が点灯するそうです)

⑥アマゾンダッシュボタンの取り付けによる損害補償

(私の質問)
アマゾンダッシュボタンの取り付けについて。
アマゾンダッシュボタンの商品説明ページ』を見ると、壁にアマゾンダッシュボタンが張り付いている画像が掲載されている。

amazon-dash-button

おそらく、両面テープを使用してアマゾンダッシュボタンを固定しているのだろうが、この両面テープは容易にはがせるものなのか?
もし、両面テープの粘着力が強固なものである場合、壁紙が剥がれた・テープの跡が残った、などのクレームが購入者からあった場合、保証されるのか?
保証されるなら、誰がその責任を負うのか?

(Amazonカスタマーサポートの回答)
取り付け、利用については購入者様の任意となります。
それらで発生した損害についての保証は行いません。
詳しくは、『Amazon.co.jp利用規約(免責事項)』を御覧ください。

 

壁紙が剥がれた、両面テープの跡が残ったなど、こうした損害については、購入者の責任になります。
Amazon規約的には。

 

しかし、購入者によっては、こうした損害に腹を立てて、我々に報復評価と評価フィードバックをしてくる恐れがあります。
評価1の低い評価を受けると、最悪アカウント停止やアカウント閉鎖になるのは、先程も言いました。

 

対処法としては、もし購入者から報復評価を受けた場合、Amazonテクニカルサポートに言って、評価を取り消してもらうよう依頼しましょう。
FBAの商品ですので、評価を取り消してもらえる可能性が高いです。

⑦アマゾンダッシュボタンは防水仕様でない

(私の質問)
アマゾンダッシュボタンの商品説明ページを見ると、キッチンやトイレの壁面にアマゾンダッシュボタンが取り付けられている画像が掲載されている。つまり、水回りでの使用を想定していると思われる。アマゾンダッシュボタンの商品説明ページには「防水」とはどこにも書かれていなかったし、500円程度の機械だから、防水加工はされていない可能性がある。水回りで使用するのだから、うっかりトイレに落としてしまったという事態も充分考えられる。

(Amazonカスタマーサポートの回答)
防水ではございません。
水濡れによる故障が発生した場合は、継続しご利用希望の場合、再購入が必要となります。

 

アマゾンダッシュボタンは、水回りでの使用を想定しているのに、防水仕様ではありません。

ですから、水濡れにより故障する可能性が充分あります。

 

これ、購入者からクレームになりませんか?
そして、水濡れにより故障したことに購入者が腹を立てて、我々に報復評価と評価フィードバックをしてくる恐れがあります。
評価1の低い評価を受けると、最悪アカウント停止やアカウント閉鎖になるのは、先程も言いました。

 

対処法としては、同じく、Amazonテクニカルサポートに報告して、評価削除依頼をすることでしょう。
Amazonが防水仕様にしなかったせいで発生した問題ですので、原因はAmazonにあります。
この部分を取り上げて、Amazonテクニカルサポートにクレームを出して、評価を削除してもらいましょう。

⑧アマゾンダッシュボタンの値引き額500円の注意点

購入者に聞かれた時に、以下のように回答してあげてください。回答したことで、購入者から評価5の高い評価を貰えるかもしれません。

(私の質問)
初回注文時の請求額が500円以下の場合。
アマゾンダッシュボタンの商品説明ページ』を見ると、「ボタンを通じた初回注文時にご請求額より500円差し引かれます。 」と書かれている。
この「ご請求額」というのは、アマゾンダッシュボタンで注文できる商品のことだろうが、もしアマゾンダッシュボタンで注文できる商品の価格が500円以下の場合、差額はチャージバックされるのか?

(Amazonカスタマーサポートの回答)
この500円というのは、本キャンペーン専用クーポンのことです。
残額がある場合、次回注文で利用できます。

⑨アマゾンダッシュボタンを使うにはスマートフォンが必要なのか

購入者に聞かれた時に、以下のように回答してあげてください。回答したことで、購入者から評価5の高い評価を貰えるかもしれません。

(私の質問)
スマートフォンは必ず必要なのか?
アマゾンダッシュボタンの商品説明ページ』を見ると、「iPhoneやAndroidスマートフォンのAmazonショッピングアプリからお気に入りの商品を設定するだけ。」と書かれている。
スマホは必ず必要なのか?
ご高齢の方などは、スマホを持たない方はまだまだ多いと思われるが、スマホを使わずにアマゾンダッシュボタンを利用する方法は無いのか?

(Amazonカスタマーサポートの回答)
ご利用いただくためには、iPhone(iOS 8.3以上)またはAndroidスマートフォン(Android 4.1以上)の端末が必須となります。

⑩アマゾンダッシュボタンに対応する商品は出品許可申請が必要なのか

Amazonカスタマーサポートから得た回答の内容を、まとめて紹介します。

 

アマゾンダッシュボタンで対応している商品カテゴリは、ドラッグストア・食品・飲料・お酒です。
これらの商品カテゴリは、出品許可申請が必要であることにご注意下さい。

 

また、ドラッグストアカテゴリーに限らず、食品や化粧品など、「消費期限の管理が必要な商品(要期限管理商品)」を、FBA倉庫に納品する場合は、FBAで出品する前に、別途「要期限管理商品の出品申請」が必要となります(※出品者出荷の場合は不要です)。

 

「要期限管理商品の出品申請」につきましては以下をご確認頂けますようお願いいたします。
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下記のURLにアクセスいただき、トレーニングの受講とテストの受験をお願いいたします。
完了までの所要時間は30分程度です。パソコンから24時間いつでもアクセスしていただけます。

 

≪対象商品≫
■お酒以外の食品全般(ペットフードを含む)
■食品以外で使用期限のある商品

≪事前にご準備ください≫
お手元に『要期限管理商品FBA実践マニュアル』をダウンロードし、お手元にご準備されてからアクセスしてください。
そして、『FBA要期限管理商品トレーニング&テスト(リンク切れ)』を受講してください。

≪注意点≫
※必ずパソコンからアクセスしてください(スマートフォンやタブレットではテストにアクセスできません)。
※お酒は取り扱いできません。
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最後に

以上アマゾンダッシュボタンについて追求した10つの事例を紹介しました。
さらに追求したい場合は、『Amazonヘルプページ アマゾンダッシュボタン』を御覧ください。
といっても、上記の9つの事例で、ほぼ出尽くした感がありますが・・・。

 

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以上です。